塗り絵の出来を左右する「道具選び」

道具が自分の手に合うと、塗り絵はぐっと楽しみやすくなります。色数や芯の硬さ、持ちやすさに注目した画材選びのポイントを解説します。

色鉛筆の3つのクラス

入門編

  • 選び方: 12〜24色程度の油性色鉛筆セット
  • 特徴: 基本色がそろい、気軽に始めやすい
  • 向いている人: 初心者・子ども・試しに塗ってみたい人
  • メリット: 安価で手に入りやすい
  • デメリット: 発色がやや薄め、混色が難しい

中級編

  • 選び方: 36〜60色程度で、単色補充ができる色鉛筆
  • 特徴: 色の幅が広く、重ね塗りを試しやすい
  • 向いている人: 塗り絵にハマり始めた人・本格的に楽しみたい人
  • メリット: 発色が良く、重ね塗りができる
  • デメリット: 色数が多く選ぶのに迷う

上級編

  • 選び方: 72色以上で、芯の硬さや油性・水溶性を好みに合わせて選べるもの
  • 特徴: 色数が豊富で、表現の幅を広げやすい
  • 向いている人: 塗り絵愛好家・作品を残したい人
  • メリット: 色が豊富、発色・伸びが抜群
  • デメリット: 価格が高い、本格的すぎて初心者にはもったいない

油性・水溶性・色鉛筆の違い

色鉛筆には主に3種類あります。

  • 油性色鉛筆: 最も一般的。水を使わずそのまま塗る。発色が良い
  • 水溶性色鉛筆: 水筆でなぞると水彩画風になる。表現の幅が広い
  • パステル色鉛筆: 柔らかく、濃い発色。手が汚れやすいのが難点

塗り絵を楽しむなら、まずは油性色鉛筆がおすすめです。

高齢者向けの選び方

高齢者の方には、以下の点に気をつけた画材選びが大切です。

  • 太軸の色鉛筆: 握りやすく、手が疲れにくい
  • 滑りにくい加工: グリップ感があるもの
  • 12〜24色セット: 多すぎると選ぶのに迷う
  • 発色の良いもの: 力を入れなくても濃く塗れる

介護施設では、太軸の色鉛筆を用意すると参加しやすいです。

補助道具も忘れずに

色鉛筆以外にも、あると便利な道具を紹介します。

  • 鉛筆削り: 手動・電動を問わず、色鉛筆に対応したものが便利
  • 練り消しゴム: はみ出しを消す時に便利。かすれない
  • 色見本帳: 番号と色を照合できる。自分の色鉛筆の見本を作ると便利
  • 下敷き: 机に直接置けない時の必需品

まとめ

塗り絵を楽しむための道具選びは、「今の自分に合ったもの」を選ぶのが一番です。初心者は入門向けのセットから始め、慣れてきたら色数や描き心地を広げていくとよいでしょう。高価な道具でなくても、手になじむものなら気持ちよく続けられます。