塗り絵を「脳トレ感覚」で楽しむ

塗り絵では、色を選び、絵柄を見分け、手を動かします。こうした工程を楽しみながら取り組めるため、高齢者向けのレクリエーションでも親しまれています。ただし、認知症の予防や治療を保証する活動ではありません。

楽しさにつながる3つの工程

塗り絵には、次のような工程があります。

1つ目は「色を選ぶ」ことです。 見本に合わせても、好きな色で塗っても構いません。自分で選べることが楽しさにつながります。

2つ目は「形を見ながら塗る」ことです。 花や葉、模様の区画を追いながら、少しずつ色を重ねていきます。

3つ目は「手を動かす」ことです。 色鉛筆で塗るほか、タブレットでタップして塗る方法もあります。手指の状態に合う方法を選びましょう。

介護施設のレクリエーションとしての良さ

介護施設で塗り絵を取り入れる良さは、医療的な効果をうたうことではなく、参加しやすく、作品をきっかけに会話を始めやすい点です。

  • 準備が簡単: 印刷するだけで始められる
  • 費用が安い: 特別な道具が不要
  • 達成感がある: 完成形が明確で成果が目に見える
  • 会話が生まれる: 何を塗っているかが話題になる

完成した作品を飾ったり、「この色が素敵ですね」と声をかけたりすると、参加者と作品を楽しむ時間をつくれます。

難易度選びが重要

難しすぎる絵柄は負担になることがあります。高齢者の方には、まずは「かんたん」な塗り絵から始め、本人がもっと細かいものを希望したときに「ふつう」や「こまかい」ものを選ぶのがおすすめです。

当サイトでは、難易度別に塗り絵を公開しています。ご自身やご家族の状況に合わせてお選びください。